佐護ヤマネコ稲作研究会

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佐護南里651
代表 大石 憲一



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  ご挨拶
韓国との国境に浮かぶ島、対馬。そこには、10万年以上前、まだ日本列島が大陸と陸続きだったころに大陸から渡ってきた野生のネコ、ツシマヤマネコが生息しています。昔は全島に生息していたツシマヤマネコも、今では100頭前後に数を減らし、絶滅危惧IA類にも指定されています。
 その減少要因の一つとして、耕作放棄地の増加などによる環境の劣化が指摘されています。 ツシマヤマネコを絶滅から救うためには、ツシマヤマネコの重要な生息環境である水田環境を維持しなければならないのです。
 そこで私たち、佐護ヤマネコ稲作研究会では、多様な生物を育む水田を復活させ、ヤマネコも住める里づくりを進めようと、減農薬や生きものとの共生につながる栽培方法の研究を始めました。私たちは、慣行農法の5割以下まで農薬を減らすなど、独自の栽培基準を設け、「佐護ツシマヤマネコ米」として販売しています。また、売り上げの一部は、ツシマヤマネコの保全のために寄付させていただいています。
 少しでも多くの方に「佐護ツシマヤマネコ米」を食べていただき、お米を通して、ツシマヤマネコと対馬農業の将来のために力を貸していただけるならば、農家として、これ以上うれしいことはありません。
   
   
   

 
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写真提供:環境省対馬野生生物保護センター、川口誠  イラスト:松野由起子  構成:木村幹子